小児科
医療法人あおぞら会 駒寄こども診療所
群馬県北群馬郡吉岡町大久保2276

TEL: 0279-55-5252

流行状況一覧

9月16日

新型コロナウイルス感染症は、前回の記載(8/10)後も8月の夏休み中は乳幼児から小学生まで、主に大人からの家族内感染が認められました。9月の第2週から吉岡中学の各学年で陽性者が多く、クラブ活動や学級内の感染と思われます。

RSウイルス感染症が乳幼児で地域の偏りなく流行しており、生後1~3か月の乳児のいる家庭は細気管支炎の症状に注意して下さい。(鼻汁と軽度の咳から始まり、数日以内に、多呼吸、喘鳴、低酸素状態を伴う呼吸困難を起こした場合は入院が必要になります)

マイコプラズマ肺炎は先月同様、地域や施設に偏りなく10数人が来院加療を受けています。

溶連菌感染症も地域に偏りなく10数人が来院加療しています。

ヘルパンギーナは一部の保育園で流行が認められました。リンゴ病は吉岡町の幼保育園と小学校で流行が続いています。百日咳は前回以後も8月下旬まで陽性者が多くみられましたが、9月になり新たな感染者は来院されていません。

8月10日 

新型コロナウイルス感染症は7月末から大人での流行の情報があり、今週は当院でも5人の児が陽性でした。症状は1~2日の発熱、頭痛、咽頭痛、関節痛、軽度の咳嗽で、先行した家族の感染や学童の友人の感染を参考に検査しています。重症感はなく、夏風邪ウイルス感染による発熱と症状からの区別はできないと思います。ただ、発熱の子供すべてを検査することはありません。

小学生と中学生の百日咳の流行は先月同様に、1か月で15人程度でLAMP検査で陽性が続いています。マイコプラズマ肺炎も先月同様、地域に偏りなく、1か月で10人程度、保育園児と小学生で診断、加療しました。RSウイルス感染症は吉岡町の保育園で流行しています。溶連菌感染症は地域に偏りなく、5才から小学生で増加傾向です。リンゴ病の流行もまだ続いています。

7月15日

夏風邪ウイルスの感染症(エンテロウイルス属)と疑われる1-2日の高熱、頭痛、倦怠の児がやや多く来院されるようになりました。まだ衛生研究所などからのウイルス情報はありません。一部の保育園でヘルパンギーナが流行し始めている様子です。

小学生と中学生の百日咳の流行は同様に続いています。当院では主にLAMP法という遺伝子検査で鼻咽頭から百日咳菌を検出しています。外注の検査ですので結果は2-3日かかります。9歳から13歳までの方から検出されています。
マイコプラズマ肺炎も6歳から11歳の小学生で吉岡、榛東、渋川と学校に偏りなく散見されています。
リンゴ病の流行もまだ続いています。溶連菌とアデノウイルス感染症も散見されています。ウイルス性の急性胃腸炎(嘔吐下痢症)の流行も続いています。RSウイルス感染とヒトメタニューモウイルス感染は一部の園でいる様子です

6月10日  (6/8の当番医の流行状況も含めて)

小学生と中学生で百日咳の流行は続いています。家族内で両親などに感染が広がっている家庭もみかけます。予防接種未接種の乳児がいる家庭では引き続き警戒してください。
リンゴ病の流行も続いています。パルボウイルスB19というウイルス感染が原因です。このウイルスに感染したことのない(免疫のない)妊婦さんが感染すると、胎児に重症な貧血が起こり、胎児水腫という状態になることがあります。また先天性の溶血性貧血の患者さんも輸血を要する貧血になることがありますので、このウイルスの免疫(IgG抗体)があるかどうか、かかり付けの医師に相談しましょう。
その他、ウイルス性胃腸炎の流行も続いています。マイコプラズマ肺炎は小中学生で散見されます。発熱とややひどい咳が続きます。溶連菌、アデノウイルス感染症も散見されています。

5月21日

百日咳が小中学生で散見されています。マイコプラズマ肺炎は小学生や一部の保育園児が来院されます。ウイルス性胃腸炎は地域全体で流行が続いています。小学生で伝染性紅斑(リンゴ病)が流行している学年があります。その他、RSウイルス感染症、溶連菌感染症の方もいます。
予防接種が未接種の乳児の百日咳は重症になりますので注意が必要です。